試験前日までの準備

試験会場までの行き方を調べる

試験会場は、必ずしも自宅から近い場所とは限りません。
事前に乗り換えルートや所要時間を調べて、早めに会場に到着できるように計画しましょう。
余裕をもった行動が、試験のパフォーマンスに良い影響を与えます。


もし、交通機関の乗り換えや試験会場の最寄り駅からの道順が不安ならば、事前に一度試験会場に行ってみた方が良いです。
試験当日に道に迷い、会場にたどり着くまでにパワーを使い果たして、試験に集中できなくなったら、何にもなりません。


交通系ICカードの残高を確認しておき、少なくとも試験会場に到着するまでの交通費をチャージしておけば、当日に慌てる必要がなくなります。

また、毎回の試験案内に記載されると思いますが、試験会場の近くの駐車場が、どこも満車になる可能性があるため、マイカーで行くのは控えた方が無難です。

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電卓の準備

電検三種の試験で使う電卓は、数式が記憶できるものや、関数電卓は使用できません。
使用できる電卓については、試験センターのホームページなどでご確認下さい。


試験前日までの準備として、電卓の電池を新しいものに取替えておくことをお勧めします。
電池式の電卓には、購入した時から電池が入っていますが、これはあくまでも動作確認用の電池のため、いつ電池切れになるかわかりません。


また、試験中に万が一にも電卓が故障すれば、その後の試験に大きな影響があります。
電検三種の計算問題はそれほど簡単ではないため、電卓無しではとても不利になります。


可能ならば、スペアの電卓をもう1台用意しておけば安心できます。

下の写真は実際に私が使用した電卓ですが、左の電卓が予備機、右の電卓が試験で使用したものです。

時計の準備

試験会場に持っていく時計についても、時間合わせや電池の交換をして、万全な準備をしておきましょう。
また、アラームは鳴らないようにしておきましょう。

筆記用具の準備

試験センターのホームページには、HBの鉛筆またはHBの芯のシャーペンと記載されています。
鉛筆は「HB」と表記されていないと違反になる可能性がありますが、シャーペンの中に入っている芯の濃さまではチェックのしようがありません。

個人的には、シャーペンの芯は「B」の方がマークシートを塗りやすく、間違ってマークした場合でも消しやすいと思いますが、あくまでも自己責任でお願いします。

また、シャーペン1本だけでは、試験中にシャーペンが故障したり、入っているはずの芯が無くなった場合に困るので、予備のシャーペンか鉛筆を用意した方が良いです。
消しゴムも忘れないで下さい。

昼食は準備しておく

試験日の試験会場は、普段ではあり得ない大人数が来るため、近くのコンビニのものが売り切れて、買いたいものが買えない場合があります。

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また、レジの長蛇の列に並ぶ時間を次の科目の準備に充てたいので、昼食は常温で保存できるものを事前に準備しておくのが良いです。

飲み物も事前に買っておきましょう。

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夏でも上着が必要な場合がある

電検三種の上期試験は、夏の一番暑い頃に実施されます。
以外に思うかもしれませんが、試験会場や席の場所によってはエアコンが効きすぎて寒い場合があります。
寒がりな人は、カバンに入れても邪魔にならない薄手の上着を用意した方が良いです。

持ち物の最終チェック

試験前日の寝る前に、持ち物の最終チェックをしてください。
特に、受験票、筆記用具、電卓、時計は必須です。